2005 INDONESIA
投稿者: motoyasu nagafuchi
2005 INDONESIA
ようやく個人活動が再開できる環境が整ってきましたので、水面下で色々準備中です。
海外取材の現場を離れて、早いもので16年。
今思えば、命も顧みず、只々自分の中の正義を貫き、カメラを持って突き進む、一番情熱的でガチンコだった時代だったと思います。
今の自分の生き方の土台も、当時の経験からのもの。
勇気を持って一歩踏み出した当時の自分に感謝です。
2002 PAKISTAN
明けましておめでとうございます。
昨年は、大腸の病気や体調不良が重なり、満足に活動ができませんでした。
ホームページの更新もかなり止まってしまいました。
今年は体調も回復したので少しずつ再開していきます。
ホームページももっと中身の濃いものにしていこうと思っています。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
今後は少しずつ、更新頻度高めに写真とともに様々なエピソード話も公開していこうと思います。
報道取材の取材記などはnoteの方を見ていただけましたら幸いです。
【ゴミと共に生きる】
かつてアジア最大のスラムと呼ばれていたフィリピントンド地区。その外れにスモーキーマウンテンと呼ばれるゴミの山が存在していた。3歳ぐらいから80歳ぐらいまでの老若男女がスカベンジャー(廃品を拾いながら生計を立てる人)と呼ばれる人々は、毎日送り込まれるたくさんのゴミの中から、換金できる金属を探し出して稼ぎにする。
現在は、その大半がパヤタスという別のエリアに移されている。
【混沌のネパール】
2005年、ネパールでは国軍と王制の廃止と世俗国家の実現を目指すマオイストが組織した人民解放軍(PLA)と国軍との対立によって抗争が激化。
全国各地で一般人を巻き込み、デモやテロ、抗争が相次いだ。
この日もデモが膨れ上がり、数千人規模の暴動に発展。
参加者を次々と逮捕していく国軍。
シャッター越しに向けた市民の鋭い眼光が国軍への不審を物語っていた。